まだ横板の高さが最終目標になってなかったり、表板に接着する面のブロックの表面もザラザラなので定盤である程度綺麗にしておきます。
上記の作業が終わりましたら、まずニカワが付いていると思われる部分(赤い印の直角)を平ノミ・丸ノミで落とします。
その後、ブロックと型の隙間にヘラを入れ、まだ付いている部分を慎重に外していきます。
この時に下まで貫通させるのですが裏板に傷をつけないように注意してください。
心配な方はクランプで固定する為の穴(青い印)から裏板を保護出来るような物(薄板等)が入れば入れておくと良いでしょう。
6箇所のブロックの処理が終わったら、このような道具(単体写真取り忘れ・・・。次回の更新でアップ出来ると思います。)で型を持ち上げていきます。
因みに、この道具は当工房のオリジナルアイディアです。
ある程度、上がってきたら次はクランプ固定用の穴から
指を入れ型を持ち上げるようにしながら、ブロックの表面が大きく痛まないように当て布をしてハンマーでブロックの部分を叩いていきます。
次は→10-b-2.型外し(2)