パーフリングを埋めていきます。
用意する道具はハンマーと写真のような自作のヘラを使います。
始めはヘラは使わずハンマーだけで叩いていきます。
一通り埋め込みが終わったらこのヘラをあてながら叩いていきます。
ヘラを使わないとパーフリングの溝の深さが深かった場合、ハンマーだけで叩くと木にあたってしまい、それ以上は入らないからです。
始めにパーフリングの処理をします。→パーフリング説明
そして作業を始めます。
まずはCの部分から埋めていきます。
アッパーバウツ・ローアーバウツのどちら側からでもかまいません。
先端の部分を形に合うようにカットと長さを調節します。少し長めにしておくと作業がしやすいです。
注意点はいきなり両端の角度を合わせるのではなくて片方だけを合わせます。
(写真では分かりにくいのでイラストを貼る予定です)
カットが終わったら埋め込みの作業に入ります。
溝にたっぷりのニカワを流し込みます。
一気にやろうとしないで2回ぐらいにわけて作業するとやりやすいです。
理由はニカワで木が膨張して溝の幅が狭くなってしまうからです。
パーフリングをCの先端の部分に下から押し込むように入れます。
次にずれないようにしながらハンマーで叩いていきます。
左手でパーフリングを持ち、溝に誘導していくような感じで叩いていくと上手く入っていきます。
このぐらいまで来たらパーフリングの先端がCの部分の先端に合うようにカットします。
少しずつカットすると、上手く入ります。
カットが出来たらハンマーで叩いて埋め込みます。
最後に、先程説明した道具 で溝の1番深い所までパーフリングが入るように叩き込みます。
次に埋め込みをした先端の部分のパーフリングをナイフで形に合うようにカットします。
次は→7-b-2.埋め込み(2)