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6-c.指板

 6-b.平面出し←平面出しが終わったら指板の加工を行います。

 まずスクレーパーで(写真2)の様に
 真ん中が窪み左右に行くに従い、だんだん隙間が狭まり両端に来たところで隙間が無くなるようにします。
 
 (写真1)

 (写真2)




 次に(写真3)の赤線(全体)をすべて均一に42Rの角度で削っていきます。 
 スクレーパーで作業し最後に120番ぐらいのサンドペーパーで仕上げます。
 (写真3)



 あらかじめこのような道具を作っておくと便利です。
 (写真4)・・・余った適当な木で42Rの角度の型を作っておき指板に当てて確認する。

 (写真5)・・・(写真4)の応用で鉄ヤスリを貼って使えば効率が良いと思います。
         赤線の曲線がヤスリ部分で青の斜線の上の方は持つ場所で下の方は当て木です。
         ヤスリが接着されクランプが外せたら持ち手の部分の角などを取り持ちやすくして使用すると使いやすいです。


 (写真4)


 (写真5)



 角度が出来たら次は(写真5)指板の幅を決めていきます。
 指板の上(写真では左側)で24mm、下(写真では右側)で42mmになるように大かんなで削っていきます。


 (写真5)





 幅が仕上がったら指板」の裏側をこのように彫っていきます。
 最終的に赤線の様な形が作れれば良いと思います。(上手く書けなかったんですが綺麗なカーブが出来ます。)



 指板の加工が終わったらネックと付けます。→6-d.指板とネック

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